認定支援機関Authorized support organization
認定支援機関
第八回
H26.6.15
中小企業の抱える大きな問題の一つは、資金繰りであると思われます。すべてが現金取引であるなら、収入と経費をコントロールすればある程度は資金の流れをコントロールすることは可能かもしれません。しかし、中小企業でも信用経済が発展し、手形や掛取引も多く存在するのが実情です。中小企業においては、売上が約束通りの期日で入金されるのか、また、手形がきちんと決済できるのかは常に頭を悩ませる問題です。
中小企業が資金を調達する手段としては、金融機関から借入を行うか、役員から借り入れるかに限られてきます。金融機関からの借入を検討する場合にはどうしても審査等に時間がかかります。そのためいよいよの状況に追い込まれてから、資金繰りについて相談を受けましても、時間的に間に合わない場合もございます。資金繰りについてのご相談はある程度時間的に余裕をもってご相談ください。
