老人ホーム訪問
−平成17年4月20日、長与の特別養護老人ホーム「のぞみの杜」にて


慰問の為訪れたホームで、民謡『黒田節』と『刈干切唄』を披露致しました。
長崎北東ロータリークラブ【民謡同好会−総勢7名−のメンバーである所長は毎週水曜日、MDウォークマン持参で練習に励んでおります。
そりゃぁ〜もう、仕事より練習熱心であります?!
しかし、職員誰ひとりとして所長の歌声を聴いたことがありません・・


緊張の面持ちです。(税法を説くより緊張してます、とか。)
民謡にも、ちゃんと「譜面」というものがあります。が、おたまじゃくし♪の音符調ではありません。山あり谷あり?!を思わせる記号のようなものです。
謡い手は、いつもお世話になっております八光印刷 の岡本社長です。
老人ホームのみなさんは、熱心に聴いてくださり、たいへん喜んでいただけたようです。
民謡同好会のメンバー+応援団のみなさま。
みなさん北東ロータリークラブの会員さんです。





黒田節
(福岡県民謡)

酒は飲め飲め 飲むならば
日の本一の この槍を
飲みとるほどに 飲むならば
これぞ眞(まこと)の 黒田武士


雅楽越天楽のメロディーに様々な歌詞を当てはめて歌う越天楽今様が元になっている。かつては筑前今様とも呼ばれたらしい。

福岡藩の武士達に歌われていたものが全国に広まり、黒田氏の武将母里太兵衛福島正則邸で歌った事でも知られる。

酒豪で知られる黒田氏の武士に殿様が酒を勧め、見事飲み干してしまい、褒美に殿様自慢の槍を貰うという逸話に基づいている。






刈干切唄
かりぼしきりうた
(宮崎県民謡)

♪ここの山の切干しゃ すんだよ♪ 最早日暮れじゃ迫々 かげるよ
明日は田んぼで 稲刈ろかよ 駒よいぬるぞ 馬草負えよ


 刈干切唄は仕事唄として歌われました。
秋になると高千穂町・五ケ瀬町のほうでは「刈り干し」という山のススキや雑草を刈り取り、それを天日で乾燥させ、家畜の肥料として蓄える農作業が行われます。

 「刈り干し」の伴奏歌として愛唱されたこの唄は、山では夜明けとともに歌声が上がり、あちこちで一日中聞こえていた時代もあったといわれています。

 また、五ケ瀬地方で使用する鎌は小さめで、高千穂地方で使用するものは背丈を超す大きな鎌で、その違いが唄のテンポに微妙な違いをもたらしているそうです。





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