16.1月 更新 所長の部屋


新年あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願い致します

 さて、今年は事務所にとって田中会計事務所創立25周年を迎える節目の年であります。
来る
9月11日(土)ウエルシティ長崎(長崎厚生年金会館)にて創立25周年記念式典を開催予定しております。皆様のご来駕をお待ちしております。
又、25周年記念企画として、1.消費税改正セミナー 2.税務調査の現状セミナーを開催予定です。どうぞお楽しみに。

今月は
 少子高齢化ニッポンの未来“死に物狂いで成長を実現せよ”
                について提起いたしましょう。

日本経済はいま、長かった暗闇の向こうにようやくかすかな光が見えてきた状態である。 
 私はことある毎に、この二、三年がこれからの日本の将来を決める大事な「峠」になると発言してきた。2003年に起きたことを総括すると、我々はようやくこの厳しい峠を越えるメドがついたといえる。不況という谷間の暗い道は抜けつつあり、峠の向こうに降り注ぐ陽光がみえはじめている。やり方を間違えなければ、新たな成長と反映の時代を享受できるはずだ。ただし、向こう側に見える世界は、史上例のない少子化・高齢化が猛烈な勢いで進む社会である。いまだかって何人も経験したことのない未曾有の局面だ。我々はこの未知の局面に果敢に挑み、持続的に成長する新しい日本を作らなければならない。

企業経営者は、慌てず騒がず、デフレの声に惑わされず、売上げを伸ばすための方策を考え、着実に前向きのリストラの手を打つべきだ。そして利益を上げて、きちんと税金を払おう。

 2004年は、いよいよ社会保障制度のような新しい日本を作るための枠組み作りが正念場を迎える。少子化・高齢化を恐れる必要はない。日本にとって新たな成長と繁栄の時代へのスタートラインになるだろう。      
  ◆
文藝春秋新年号(奥田 碩・・・日本経済団体連合会会長)

我々は新しい繁栄の時代の出発点に立っている
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