16.12月更新 所長の部屋
“歳月人を待たず“・・・ はやいものです。今年も後一ヶ月になりました。この時期はこの一年を振り返って成果と課題を見極め来年のテーマを把握しましょう。 |
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来るべき2005年度は増税の年になるのは必定です。企業の負担増もさることながら消費者の皆さん、そして従業員の皆さん方にはこの増税がもろに降り懸かってきます。財布のヒモを堅くむすばなければやっていけないほどの負担増になるでしょう。政府では『景気が回復基調に来たから増税やむなし。』との見解から定率減税の廃止が提案されています。 又、17年度より老年者控除(500,000円)の廃止、公的年金の源泉税アップが施行されこれによりお年寄りの税負担が増大します。さらに、同年度より個人事業者の消費税免税点が3000万円から1000万円に引き下げられ、課税強化となります。(法人は16年4月より施行されています。)この他社会保険においても厚生年金の料率アップは国民の声も届かず施行されてしまいました。国民の皆さんは憤慨していますが役人のやること政治家のやることはただただ保身あるのみの暗い暗〜い・・・これが今の日本の現状です。 皆さん、皆さんの周りには景気の回復基調にありますか?そんなに景気いいでしょうか?この状況下で消費の拡大が望めるでしょうか?地方の事業者の皆さんの声は政府には全く届いておりません。むしろ知らん振りの状態です。政府をあてにすることなく自分の事業は自分で守らなければならないのです。 さぁ、このような認識のもとで2005年度を迎えなければならなくなりました。この厳しい環境の中で上記の顧客満足度、売上の伸長等々期待できるでしょうか。しかし、これが現状なのです。これを踏まえて、我々事業者は相当の覚悟を持って事業に臨まなければなりません。経営者の手腕が問われる2005年を心しておき、頑張った経営者だけが生き残れると認識しましょう。 |
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本年度最後のお話は暗い話題になりましたが生き残れるか否か実にサバイバル的で、裏を返せば中小零細業者のビッグチャンスかもしれないのです。ピンチをチャンスにする絶好の買い場かもしれません。田中事務所はこの2005年を大いに楽しみ、大いに励み、必ず飛躍させてみせることを公言いたしましょう。勿論、利益拡大も図りますし従業員も満足させ、揺るぎない事務所にいたします。 自信のない方々は私の事務所についてきて下さい。一緒に頑張りましょう。 |
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最後にこの一年間大変お世話になりました。来年も皆様方のご要望に応え一所懸命努力する所存でございますので今後とも何卒よろしくご厚誼のほどお願い致します。いいお年をお迎え下さい。 |
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