所長の部屋 2008年 1月更新

 

“門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし”

皆さん新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。




おめでたいこと

 上記の一句は皆さんご存知の一休宗純師の有名な句でもあります
 一休さんで親しまれた師は
88歳でこの世を去り、死に際に弟子たちに向かって『死にとうない』と言ったそうでこれもまた面白いエピソードの一つですね。

 『死にとうない』と言えば江戸末期、九州博多の聖福寺に仙崖和尚という名僧が、ある正月、殿様に金屏風へ「めでたいことを書け」と言われて、“親死ね 子死ね 孫死ね“と書き、めでたいことを書けと言ったのに「死ね」ですから、殿様は機嫌が悪くなり、「ならばめでたくないことを書け」と言った。仙崖和尚は、今度は”孫死ね 子死ね 親死ね“と書いたそうです。
 
  年齢の順番どおりに死ぬのが一番おめでたいと言うことなのですね。


 この和尚も死に際に弟子たちから「何か最期のお言葉を」と言われて、『死にとうない』と言ったそうで、「冗談は困ります。本当のことを言ってください」と弟子たちが再度たずねたら、『ほんまに、ほんまに』と言ったと。

 名僧、高僧といわれる人たちも普通の人と変わらないものです


新年にあたって 

新年にあたって、私は“明るく、楽しく、健やかに”をテーマに過ごしてみようかと思っております。
 昨年は一文字で言えば“偽”なんとも情けない日本になったものだと思いましたが、今年はこんな不吉な、暗い、情けないこのような言葉を一切口に出さない。たとえ政治家が、官僚が、経営者が、何を起こそうとも起ころうとも・・・
 
 そのようなことを耳にしないで、批判めいた言葉も発せずに、見向きもせずに近寄らず、ただただ、真っ当なことを支持し、真っ当なことを実行し、社会還元を考えていこうと思います。
 そして、この私の部屋を、一年を通して明るい元気なものを中心に紹介していきたい。

“明るく、楽しく、健やかに”まるでラジオ体操の歌のように・・・

                          


 
 皆さんご存知ですか? 
    子供のころラジオ体操に出かけたときに一緒に歌ったラジオ体操の歌を


ラジオ体操の歌――――藤原洸作詞 藤山一郎作曲

     新しい朝が来た     希望の朝だ
       喜びに胸を開け     大空あおげ
          
      ラジオの声に      健やかな胸を
      この香る風に開けよ   それ一二三
    
    
新しい朝のもと     輝く緑
      さわやかに手足伸ばせ  土踏みしめよ

  ラジオとともに     健やかな手足
     この広い土に伸ばせよ  それ一二三

 


 このように今年一年、明るい話題を提供していきます。どうぞよろしく。
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