四字熟語 第二十九回
意味
心が大きく、細やかなことにこだわらないこと。
構成
  「豪放」は、気性が大きく、細やかなことにこだわらいなと。
  「磊落」は、おおきな石が高く積み重なっている様子。
 転じて、大きく小事にこだわらいないこと。
  「磊」は、石がごろごろしている様子。
用例
 もっと諧謔かいぎゃくに富み豪放磊落な禅僧らしい禅僧であったら・・。
                            《三島由紀夫・金閣寺》
用法
器量の大きな人物を誉める場合に用いられることが多い。
類義語
豪宕俊逸ごうとうしゅんいつ・磊磊落落らいらいらくらく・磊落闊達らいらくかったつ