15.6月更新
『 君 子 豹 変 』 く ん し ひ ょ う へ ん |
意 味 |
君子は過ちを改めると、あざやかに面目を一新すること。 転じて、意見や態度をころっと変えること。 「 君子豹変す 」とも言い慣れわす。 「豹変」は、豹のように変るという意。 本来は、誤ったと知ったらすばやく見事にただ優れた人を評価する語だったが、簡単に意見や態度を変える節操のない人を非難したり、そういう態度を自己弁護したりするような時にも使うようになっている。 |
由 来 |
豹は毛が抜け変る時季がくると斑紋が鮮やかに美しくなる。「君子豹変すとは、その文蔚(あやうつ)たる(斑紋が華やかにうつくしくなる)なり。小人面を革むとは、順にして以って君に従う(新しい君主に従順に従う)なり」(『易経』革卦/かくか)から。 |
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