15.8月更新 四字熟語
四字熟語
読 書 三 到 どくしょ さんとう〜
 南宋の朱子が主張した読書の際の三条件。
  心到
を本に集中させる
  眼到を本に集中させる
  口到に出して本をよく読む
  『 到 』は徹底的におこなう意。
読書に三到有り。心到・眼到・口到を謂う。心ここに在ざれば、すなわち眼子細を看ず。心眼すでに専一ならざれば、却ってただ漫浪誦読(まんろうしょうどく)し、決して記する能わず。記するも久しきこと能わざるなり。三到の中に、心到最も急なり。心すでに到らば、眼・口あに到らざらんや
が集中していなければ、もおろそかになり、誦しても覚えられない、心が集中していさえすれば、眼と口はついていく、と説く。

〜 出 典 〜
『訓学斎規』読書写文学

〜 用 例 〜
江戸時代の寺子屋では、読書三到が徹底された。
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